「話すのが苦手」という片麻痺の仲間に声をかけたら、逆に私の方が前向きなきっかけをもらった話。

こんにちは、管理人です。

先日、私が通っているリハビリ施設に新しい利用者が来られました。

リハビリ施設という場所柄、「新しい仲間が増えた!」と両手を挙げて単純に喜べるわけではないのですが(笑)、やはり最初は雰囲気に慣れていないせいか、とても不安そうな表情をされていました。

気になって少し声をかけてみたところ、とても喜んでくださったのです。

その方のお話によると、「麻痺の影響で口がうまく動かせず、人と話すのが苦手で……」とのこと。

同じ片麻痺を抱える身として、その気持ちは痛いほどよく分かります。人前に出る緊張感や、うまく言葉が出てこないもどかしさは、経験した人にしか分からない深刻な悩みですよね。

ですが、私自身は何か特別なアドバイスをしたわけでも、立派な励ましの言葉をかけたわけでもありません。

ただ「どんな風に過ごされてきた方なんだろうな」と興味を持って、普段通りに話を聞いただけだったのです。

それでも、その方にとっては心がスッと軽くなるような、ありがたい時間だったようでした。

この出来事を通して、「気負って何かすごいことをしなくても、ただ挨拶をして話を聞くだけで、ちゃんと誰かの役に立ったり喜んでもらったりできるんだな」と実感しました。

今ではすっかり調子に乗って、リハビリ仲間の皆さんにヘラヘラと無駄話を投げかけています(笑)。

「誰かの役に立った」つもりが、実は私の方が前向きになるきっかけをいただいたんですよね。

人間は社会的な生き物だとよく言われますが、本当にその通りだなと思います。

自分では「こんなの、大したことじゃないし」と思っていることでも、受け取る相手にとってはすごく救われることだってある。

だからこそ、自分の足りない部分ばかりに目を向けて鬱々と閉じこもってしまうのではなく、適度に誰かと交流を持ち、言葉を交わすことって本当に大切なんだなと再認識しました。

今日もとりとめのない独り言ですが、誰かの心が少しでもフワッと軽くなれば幸いです。

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