今朝、なんとなくYouTubeでニュース配信を見ていたら、人型ロボットの性能を競う世界大会の映像が流れていました。
トラックを陸上競技のように走り回るロボットたち。
中国勢をはじめ、世界各国の最新ヒューマノイドがひしめく中、日本からも「ひとみん」というロボットが出場していました。
競技を見ていると、実に多様なロボットたちが走っています。
中には、最速を目指して独特すぎるフォームで爆走するロボットもいました。
一方で、日本製のロボットは、走るフォームの美しさや、レーンを乱さずに安全に走り切る姿勢にもこだわっているように見えました。
「あぁ、実に日本らしいなぁ」と、感心しながら見ていたのです。
競技の結果だけで言えば、外見やルールを度外視して純粋なスピードやパワーを追求した海外のロボットには敵いませんでした。
しかし、そうしたパフォーマンス重視のロボットたちは、短距離走を走り切った直後に火を噴いたり、長距離走の途中でコースを逸脱して壁に激突したりと、「おいおい、安全面はどうなっているんだ?」と思わず苦笑いしてしまうようなハプニングが多発していたのです。
かつて、私たちが若かった頃、日本製品は「安全で品質が高く、日本製というだけで謎の安心感がある」と世界中で高い評価を受けていました。
今回の大会を見ていて、「日本製品の魅力の本質って、まさにここにあるんじゃないか」と考えさせられたのです。
世界的には、軍事転用などを視野に入れた「圧倒的なスペックやスピード」を最優先する開発が主流なのかもしれません。
けれど、日本が目指しているのは、介護現場や家庭など、人々の生活に寄り添う「共生」がゴールなのでしょう。だからこそ、開発の方向性が「性能重視」か「安全性重視」かで大きく分かれるのだと思います。
脳梗塞を経験し、身体に麻痺が残る私自身、将来的にロボットの介護を受ける日が来るかもしれません。
もし自分が身体を預けるとしたら、いくら素早く動けても壁に激突するようなロボットではなく、多少不器用でも絶対に安全で優しい、安心感のあるものがいいなと心から思います。
世界中で開発競争が加速する中、「性能の凄さ」をとるのか、「絶対的な安全性」をとるのか。
人に寄り添う「優しさと安全性」を突き詰めることこそが、これからの時代に世界へ誇れる強みになるのではないかと思わされた朝でした。
おっさんのとりとめのない独り言ですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
テクノロジーや技術がどんなに進化しても、最後に私たちを守ってくれるのは「目先の派手さ」ではなく「足元の圧倒的な安全性」です。日々の暮らしや安心を揺るぎないものにするための「お金を減らさない」本質的な考え方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
