熊密度の高いいわてけんから、熊避けの話

岩手県の話

最近、私が住む岩手県内に限らず、全国的にニュースで熊の出没情報が絶えませんが、みなさまがお住まいの地域はいかがでしょうか?

先日、地元紙の記事を読んでいたら、なんと岩手県内全域で「約5200頭」もの熊の生息が確認されているというデータが載っていました。

気になるニュースはこちらです。

岩手のクマ5200頭か 推定数大幅増 – Yahoo!ニュース
岩手県は12日、クマの頭数管理に関する有識者らの協議会を開き、県内に生息するクマが約5200頭に達するとの推定数を公表した。これまで推定していた3700頭を大幅に上回り、協議会は2026年度の捕獲数

「5200頭」と言われても、正直どれくらいの規模感なのかピンときませんよね。

そこで、過疎化が進む岩手県の自治体の人口と比較してみたところ、県内で人口が5000人クラスの町や村が、ちょうど3つありました。

・住田町(すみたちょう)

・九戸村(くのへむら)

・西和賀町(にしわがまち)

私は住田町以外には行ったことがないのですが、要するに「熊だけで一つの町がすっぽりできてしまう」ほどの数が、この岩手にひしめき合っているということです。

これでも県外の方には分かりにくいかもしれませんので、みんなが知っている「東京ドーム」で例えてみましょう。

一般的なプロ野球の試合だと、東京ドームの収容人数は約4万人と言われています。

東京ドームの客席は大まかに10個ほどの区画に分かれているらしいのですが、そのうちの「丸々1区画」が熊で埋まる、という計算になります。

……想像してみてください。

「今日のプロ野球、バックネット裏の座席がみんな熊だな」と思ったら、めちゃくちゃ分かりやすく(そして恐ろしく)ありませんか?(笑)

それほどの規模感ですから、最近のニュースで山間部に限らず、「漁港に熊が出た」「銀行の地下駐車場に熊がいた」と連日大騒ぎになっているのも、ある意味では当然(妥当)のことなのだと妙に納得してしまいました。

そんな中、テレビで岩手大学の教授が「一番身近な熊対策」として、あるものを推奨していました。

それが**「笛(ホイッスル)」です。

鈴だと鳴りっぱなしになりますが、笛なら首からぶら下げておけば邪魔にならず、いつでも常に持ち歩くことができます。

これだけ熊が増えてしまった今の時代、カギやスマホと同じように、外出時の「必須アイテム」になるのではないかと私は予想しています。

万が一、遭遇してしまったときに熊を撃退することはできずとも、周囲に異変を伝えることはできますし、防犯や防災など、色々な意味で役立ちます。持っておいて損はありません。

これからの季節、みなさまも山や川だけでなく、街中を歩くときもお気をつけて、心に「余白」と「準備」を持って過ごしてくださいね。

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