趣味で始めた料理から気がついた、リハビリを行う時の「心構え」のコツ

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リハビリ

最近、リハビリの一環、そして「新しい趣味」として料理をよくしています。

今では朝ご飯作りは、すっかり私の担当になりました。

なぜ、わざわざ料理を始めたのか。

介護をしてくれている家族の負担を少しでも減らしたい、というのも大きな理由ですが、一番は**「自分の健康管理」**のためでした。

「身体は食べるものでできている」からこそ、自分の口にするものくらいはしっかり自分でコントロールしたい。そう思ったのがきっかけの一つです。

また、いつも作ってくれている家族に、もし私のような緊急事態が起きたら……?

そんな「もしも」を考えたとき、覚えておいて損はない。そんな思いもありました。

最初は本当にお粗末なものでしたが、次第に腕を上げ、今では家族みんなが「美味しい」と食べてくれます。

もちろん毎朝のことですから、しんどい時もあります。でも、それはこれまで作ってくれた家族も同じだったはず。そう思うと、ありがたさもひとしおです。

料理という趣味がくれた「好循環」

料理を趣味として夢中で続けていたら、嬉しい変化が現れました。

• 健康のコントロール:体重を適正に管理でき、先日の血液検査も良好。

• 自己肯定感の向上:家族の役に立っているという実感が、心地よい「自己重要感」に。

• 上達の喜び:最初は初心者でも、やっているうちに上手くなり、さらに夢中になる。

この「良い方の好循環」に入った感覚が、今の私にとって大きな支えになっています。

「できない」を「学び直し」に変える心構え

日常生活のすべてがリハビリの対象になる私たちにとって、これまで当たり前にできていたことが「人並みにできなくなる」のは、とても辛いことです。でも、その時の向き合い方を少し変えるだけで、心はぐっと楽になります。

そのコツとは、**「自分を初心者だと認めてあげること」**です。

どんな分野でも、最初はみんな初心者です。

あの世界的スター、大谷翔平選手だって、生まれた瞬間からホームランを打てたわけではありません。一つひとつ覚えて実践し、積み上げた結果が今なのだと思います。

リハビリも、これと同じ心構えでいいのではないでしょうか。

麻痺によって「歩けなくなった」と捉えると、喪失感に押しつぶされそうになります。

でも、私はこう思い直しました。

**「私は今、歩くことを初歩から学び直している『初心者』なんだ」**と。

できない自分を嘆くのをやめて、新しい趣味を覚えるときのような新鮮な気持ちで、一つひとつの動作を習得していく。この心構えこそが、リハビリをポジティブなものに変える鍵だと感じています。

前、脳の回路を繋ぎ直すお話をしましたが、その「回路」を動かすための「OS(心の持ちよう)」がこの初心者精神なのかもしれません。

あわせて読みたい:

[「声」というコマンドで回路を繋ぎ直す

最後に:思い直すことは「タダ」ですから

また余計な能書きを……と思われるかもしれませんが、自分の考えを「思い直すこと」に、お金はかかりません。いつでも、何度でもタダでできます。

もし、今少しだけ心に余裕があるのなら。

「人並みにできない」と嘆く代わりに、新しい趣味に挑戦する「初心者」のような気持ちで、今の自分を捉え直してみてはいかがでしょうか。

その一瞬の「心構え」の変化が、明日からのリハビリを少しだけ明るいものに変えてくれるかもしれません。

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