生きてて申し訳ない」なんてない。優しすぎるリハビリ仲間と私が、一週間で元気を取り戻した「3つの約束」

久しぶりのブログ更新になりました。

実は最近、リハビリ仲間である「Sくん」の悩みに付き合っていたのですが、そこから人間の心と体について、非常に深い気づきがあったので備忘録を兼ねて書いておこうと思います。

まず、Sくんは本当に素晴らしい男です。

ユーモアがあって気配りができて、責任感と誠実さにあふれている。私がもし女性なら、こんな人を旦那さんにしたいと思うくらい、同性から見ても心から信頼できる素敵な友人です。

しかし最近、彼のその「長所」であるはずの誠実さや気配りが、知らず知らずのうちに自分を苦しめる「短所」に変わってしまっているな、と感じる出来事がありました。

他人に気を使いすぎるあまり、肝心な自分を後回しにしてしまう。まるで自己犠牲のように我慢を重ねている彼の姿を見て、私は「もしかしたら、この過度なストレスが原因で、彼は脳卒中に至ってしまったのではないか……」とさえ想像してしまいました。

しばらく元気がなく佇んでいたSくんに、私はなんとなく「もう少し自分を甘やかしたらどうですか?」と声をかけてみたのです。

ると、彼はこう言いました。

「いや、俺はみんなにお世話になっているから、もっと頑張らないと申し訳ないんだ……」

その言葉を聞いた瞬間、私はハッとしました。

「あ、そこが問題の根っこだ」と気づいたのです。

病気によって、残念ながら体に不自由を抱えることになってしまった彼。彼は今、「周りに介護されていること」「お世話になっていること」に対して、強い罪悪感を抱えてしまっていたのです。

でも、それでは麻痺が完治するまで、ずっと「申し訳ない」と思いながら生きることになってしまいます。それはあまりにも辛いし、間違っている気がする。そう思った私は、彼にこう話しました。

「明石家さんまさんの有名な言葉に『生きてるだけで丸儲け』ってあるじゃない。生きていて誰かに申し訳ないなんて思う必要は、絶対にないと思うよ」

私の言葉に、Sくんは「……そうだな」と、何かが腑に落ちたような表情を見せてくれました。

それ以来、Sくんのメンタルを少しでも良くするヒントはないかと、インターネットで色々と調べていたのですが、やはり行き着いたのは**「まずは自分を徹底的に大事にする」**ということでした。

そこで私は彼に提案したのです。

「じゃあ、俺と2人で、これから『自分を大事にする実験』をやってみよう!」と。

私たちが決めた約束は、シンプルにこの3点です。

1. 体に悪いことをしない(心と体が嫌がることをやめる)

2. よく笑う(ユーモアを忘れない)

3. よく甘えて、「ありがとう」を口にする

この3つの約束を、2人でとにかく一週間、徹底的にやり続けてみました。

するとどうでしょう。

一週間が経つ頃には、Sくんだけでなく、なんと私自身も驚くほど元気になっていたのです!

誰かのお世話になることを「申し訳ない」という罪悪感で返すのではなく、「ありがとう」という感謝の笑顔で返す。それだけで、お互いの心のコップがみるみると満たされていくのを実感しました。

もし今、「なんだか元気が出ないな」「周りに迷惑をかけて申し訳ないな」と自分を責めて、立ち止まっている人がいたら、ぜひこの3つの約束を試してみてほしいです。

生きてるだけで、私たちはもう丸儲け。

まずは自分を一番に甘やかして、大切にしてあげてくださいね。

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