障害があるから無理」か「下手でもやってみる」か。リハビリの現場で見えた、回復を左右する「心の持ちかた」

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私は、脳卒中による中途障害者です。

リハビリ施設に通っていると、一口に「障害者」と言っても、実に様々な背景を持つ方々に出会います。乙武さんのような先天的な方もいれば、私のように人生の途中で身体が変わった方もいます。

そんな現場で日々、皆さんの振る舞いを観察していて、ふと感じたことがあります。

それは、障害という事実に対して、自分の「心の持ちかた」をどう置くかで、その後の人生の景色が劇的に変わる、ということです。

施設には、大きく分けて二つのタイプの方がいらっしゃいます。

一つは、自分の障害を認めつつも、それを理由に自分の行動を制限しない方々。「やってみよう」という意図が先にあり、体が後からついてくるような元気なタイプです。

もう一つは、何かアクションを起こすたびに「俺は障害者だからな……」と、まず制限を口にしてしまうタイプ。「どうせ無理だ」というブレーキが、常に心にかかっているように見えます。

どちらが正しい、と私が決めることはできません。

けれど、人生は「毎日同じことの繰り返し」のように見えて、実は細かい変化の連続です。特にリハビリの世界では、昨日できなかったことが、今日ふとできるようになる瞬間が、必ずどこかに潜んでいます。

その小さな変化に気づくためには、一つの条件があります。

それは、**「上手くできるかわからないけど、とりあえずやってみる」**というチャレンジの姿勢です。

「よし、やってみよう」という意欲の高い方々を観察していると、概ね良い変化、良い回復を見せているように感じます。逆に、心の持ちかたが「拒絶」や「諦め」に固定されていると、せっかくの体の可能性も引き出しにくくなってしまうのかもしれません。

まずは、自分自身の「心の持ちかた」を少しだけ変えてみること。

「上手くできないかもしれない。けれど、やってみよう」

その小さな心の火を絶やさないことが、身体の回復、そして新しい自分に出会うための、何より大切な一歩なのだと強く感じています。

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