大船渡・綾里の空が赤く染まった夜から一年。中学生たちの姿に重ねて想う、信念の行動力

岩手県の話

今朝、お茶を飲みながらニュースを眺めていた時のことです。

岩手県大船渡市で発生した山林火災から、ちょうど一年が経ったという報せが目に留まりました。

「もう一年か……」と、当時の光景を昨日のことのように思い出します。

あの火災は、私にとって東日本大震災と同じくらい、鮮明に記憶に刻まれている災害です。 なぜなら、現地には仕事でお世話になっている方々や、大切な友人たちがたくさんいたからです。

夜になると、真っ赤に燃える山の様子が夜空に浮かび上がる……。 現地の友人がLINEで刻一刻と伝えてくれるその緊迫した状況を前に、私はただ祈り、いつでも動けるように気持ちをスタンバイさせることしかできませんでした。

幸い、その友人は避難所に身を寄せて無事だったのですが、彼が送ってくれた避難所での様子を聞いて、私は心の底から「頼もしい」と感じ、深く感銘を受けたことを覚えています。

火災が起きたのは、大船渡市の綾里(りょうり)地区。 かつて東日本大震災で甚大な津波被害を受けた場所であり、それゆえに非常に防災意識の高い土地柄でもあります。

驚いたのは、その地域の小中学校の生徒たちが、誰に指示されるでもなく、率先して避難所のお手伝いに励んでいたという話でした。

まだ子供といえる年代なのに、今の状況で自分が何をすべきかを自ら判断し、行動に移している。その「信念」に基づいた姿に、強い衝撃を受けました。

私の娘も彼らと同年代です。 つい娘と重ね合わせてしまい、「うちの子だったら、たぶんここまではやれないだろうな(笑)」なんて思ったりもしました。

けれど同時に、親としての願いも湧いてきました。 将来、もし彼女が困難な状況に直面したとき、誰かのために、あるいは自分の信念のために、こうして率先して動ける大人になってほしい。そんなふうに切に願ったのです。

地元ではないけれど、身近な人々がいる大切な場所で起きた一年前の災害。 回想しながら改めて確信したのは、**「大人であっても子供であっても、人は最後には、自らの信念に従って行動するものだ」**ということです。

いざという時に動ける自分であるために。 私もまた、日々の歩みの中で自分の「信念」を磨いていきたい。 そんなことを考えさせられた、一年前の赤い夜の記憶でした。

「最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

私も、あの中学生たちのように一歩ずつ、自分の信念を持って進んでいきたいと思っています。

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あの真っ赤に染まった夜から一年。

今、大船渡の空を照らしているのは、すべてを温かく包み込むような、この力強い朝日です。

この朝日のように、自らの信念を持って、誰かのために真っ直ぐ動ける大人に娘が育ってくれること。 親として、今、それを強く願っています。

私自身もまた、その背中を見せられるよう、自分の信念を磨き続けていきたい。 そんなことを改めて誓った、一年前の記憶でした。

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