今日、いつものリハビリルームでの一コマ。 休憩中、隣から聞こえてきた雑談に、思わず「なるほどな」と膝を打つ気づきがありました。
そこには、性格が正反対な二人の知人がいます。
一人は、仮名のSさん。 とにかく好奇心旺盛で、テレビで水耕栽培を見れば「面白そうだ!」とすぐに始め、リハビリグッズも「良さそう」と思えば即購入。私と同じで、時には「失敗したー!」と笑っている、行動力あふれるおじさんです。
Sさんは、自分とは違うリハビリをしている人にも「それ、何を教わってるの?」と興味津々で質問し、教わったことは「なんか良さそう」と、理屈抜きにすぐ試してみます。
対照的なのが、仮名のMさん。 何事も慎重で、「しっかり準備してから」「完全に理解してから」でないと動けないタイプです。
もちろん、リハビリの成果は損傷部位や重症度によって人それぞれです。一概に比べることはできません。 しかし、この二人を見ていると、どうしても考えさせられるのです。
「夢中になって、とりあえずやってみる人」と「準備ができるまで待つ人」。
客観的に見て、積極的なSさんの回復度合いには、目を見張るものがありました。
「水耕栽培を始めたんだ」と楽しそうに話すSさんを見て思いました。 先延ばしにせず、まずは手を動かす。その「夢中」になるエネルギーそのものが、脳や身体にポジティブな影響を与えているのではないか、と。
理解してから動くのも大切ですが、リハビリの世界では「まず動いてみて、身体の反応を面白がる」というSさんのようなスタイルが、実は最短ルートなのかもしれません。
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Sさんのように「やりたい!」と思った瞬間に動くことは、まさに人生において後悔しないための**「第2領域(緊急ではないが重要なこと)」**への投資そのものだと感じます。
また、Sさんがリハビリグッズをすぐに試してみる前向きな姿勢は、道具を「不自由を補うもの」ではなく、生活を豊かにする**「脚の眼鏡」**として捉える私の考え方にも通じるものがありました。

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