私は脳卒中による後遺症の障害者です。
ある本を読みこれはまさかと思ったお話しです。ぜひ、同じような脳卒中の後遺症にお悩みの方は最後までお読みください
わたし自身の麻痺について
私の障害の状況としては、左半身の運動麻痺に加え高次脳機能障害があります、
運動麻痺に関しては左半身の手足が動かない状態です。杖なし装具なしで歩くことは可能ですが、腕や手はほとんど自分で動かすことはできません。
高次脳機能障害は注意障害など、注意力が低下する障害の事ですね。
こんな感じです
本を読んでみて気付いた事
なんの本を読み何を思ったかと言うと、武田双雲氏の「丁寧道」という本です。
その本では物事を丁寧に行う事によって幸福度を上げるいくつかの考えが紹介されています。
例えば、双雲さんはドライヤーの風を丁寧に浴びる事をしているそうです。それだけで、幸せになれるそうです。他にも、食堂に行って、食べ物を美味しく丁寧に感じながら食べていたら、なんと、その食堂から仕事の依頼が来たとか。
この様に普段何気なくしている事を丁寧におこなうことで
それまで感じにくかった事を、強く五感で感じることが多くなるそうです。そして、感謝する事が増え
人生の幸福度があがるとのことです。
実際にドライヤーの風を感じてみると、風が心地よくなり、幸福感を感じるようになりました!
丁寧道と片麻痺、何の関係があるのか?
では脳卒中の障害者と、何が関係あるのかというと
障害者になって気付いた事があります。
歩くなどの日常動作、ひとつひとつを丁寧にやらないとこなせなくなりました。
障害を持つ前の自分と比較して今のできなくなった自分が歯痒くついついイライラしてしまいがちです。
ですが、丁寧道を実践しているのだと思えば、感じることも変わり、イライラしなくなってきました。それをきっかけに日常が罹患前よりも楽しく感じられるんです。
自分の為にちゃんと生きてると深く感じてます。
多分、病気前は他人に振り回されて、いろんなストレスあったんだろね。
別にもうすでに楽しく過ごしているよって方にはそれほど役に立たないのかもしれませんが
体が動かなくなってかなしいとか苦しいとか思っている人ほど、「丁寧道」是非購入して目を通して是非実践してほしいと思います。
結論 脳卒中で障害を負ったかたは強制的に、丁寧に過ごす事になるから、やり方ひとつで、幸福度が爆上がりするチャンスかもしれないというお話しでした。
コメント