昨日、私の携帯に見覚えのない番号から一本の電話が入りました。 「仕事関係かな?」と少し緊張しながら恐る恐る出てみると、相手はこう言いました。
「〇〇さんのお電話でお間違いないですか? こちら、パチンコ店の者です」
聞けば、店内に小銭入れの忘れ物があったとのこと。実は、免許証を持っていない母のために、以前私の名義で会員カードを作ってあげていたのです。そのカードがお財布に入っていたため、私の元に連絡が来たのでした。
■ 「あそこの息子さんだもんね」という安心感 急いで受け取りに行くと、店長さんのような方が笑顔で迎えてくれました。 「〇〇さんのママさんの息子さんだもんね、すぐわかったよ!」
実はその方、以前私がやっている飲食店によく来てくださっていたそうで、会員カードの情報を見て「あぁ、あそこの息子か!」とピンときたのだとか。
ただの小銭入れ。正直、誰かが持って行ってしまってもおかしくない状況でしたが、こうして律儀に保管され、顔見知りの縁で私のところへ戻ってきた。岩手の田舎の小さな町ならではの「商売人同士の繋がり」の温かさを、改めて実感した出来事でした。
■ 日本の治安を支えているのは「地域の目」かもしれない よく「日本は財布を落としても戻ってくるほど治安が良い」と言われます。 岩手県特有の気質もあるかもしれませんが、こうした「ご近所さんのことは大体わかっている」というコミュニティの繋がりこそが、治安の良さの土台になっているのではないかと感じました。
「悪いことはできないな」という抑止力ではなく、「あそこの家の人だから守ってあげよう」という自然な優しさが、この国にはまだ息づいています。
■ 母への願い:欲深く、元気に! お財布を忘れてしまうほどパチンコに集中していた母には少し苦笑いしましたが、同時に「それだけ夢中になれるものがあるのは良いことだ」とも思っています。
母にはこれからも、欲深く、頭をしっかり使ってパチンコを楽しみ、いつまでも元気に長生きしてほしいものです。
失くしたものが現状のまま戻ってくる日本。 この当たり前のようでいて実は凄い「日本の良さ」を、これからも大切にしていきたいですね。
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昨日はシンガポールの最先端医療という「世界の進化」に驚かされましたが、今日は地元の変わらない温かさに救われました。
最先端の技術も、日本らしい心の繋がりも、どちらもこれからの未来にとって大切な宝物なのだと感じています。

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